「埋没毛」でお困りではありませんか?
埋没毛とは簡単に言いますと、毛が皮膚内部で成長して皮膚の表面に顔を出さない埋もれ毛の事を言います。
この埋没毛は見た目も悪く、場合によっては痛みを伴う事もあります。
埋没毛は特に剛毛の人に多い悩みででもあるのですが、ムダ毛の自己処理をしている人の多くはこの埋没毛に悩まされているのではないでしょうか?
今回は、そんな厄介な埋没毛の原因と予防対策について解説していきますので、埋没毛でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
埋没毛の原因
埋没毛の原因は、基本的には「ムダ毛の自己処理」にあります。
どういう事かと言いますと、ムダ毛の自己処理をする人の多くは、剃刀や毛抜きを利用すると思います。
その際に、皮膚や毛穴が傷ついてしまい人間の自然治癒力で毛穴ごと塞がってしまうからなのです・・・
また、毛抜きで無理に毛を引き抜く事で、毛穴周りに穴が空いてしまい出血する事もあります。
出血してしまうと、かさぶたになり毛穴を塞いでしまうので新しく生えてくる毛が皮膚の表面に出る事ができずに埋もれ毛となってしまいます。
埋没毛は見た目が悪いだけではなく痛みを伴う場合もあるので、非常に厄介な症状ともいえるのです。
埋没毛の予防方法
埋没毛を作らないようにするには、ムダ毛の自己処理をやめる事が一番になります。
剃刀で剃毛しても肌には傷つきますし、毛抜きで無理に引き抜くと毛穴がボロボロになってしまいます。
それに、出血してしまいかさぶたができてしまうと、その部分だけ肌の色が変色したり色素沈着を起こしてしまったりするので注意が必要です。
埋没毛の一番の予防方法は「ムダ毛の自己処理をしない」と言う事です。
埋没毛の対策について
埋没毛の一番の予防方法は、「無理な自己処理をしない」と言う事が一番なのですが、できてしまった埋没毛には適切に対処するしかありません。
埋没毛をそのまま放置しておくと状態が悪化して痛みを伴う場合もあるので、早めに対策する事をおすすめします。
埋没毛ができてしまったら
埋没毛ができてしまったら多くの人はピンセットや剃刀等でほじくり出すと言われていますが、これをやってしまうと大切な肌に傷が付いてしまい傷跡まで残ってしまいます。
ですから、なるべくならそのまま自然に表面に出てくるまでしばらく様子を見た方が良いでしょう。
入浴の際にキレイに洗ったり、入浴後は保湿してあげる事で自然に毛が出てくる場合もあります。
埋没毛ができてしまった場合は極力自然に出す方向を考えた方が良いので、毎日入浴後は保湿ケアしてあげてください。
埋没毛が自然に出てこない場合
上記の方法で埋没毛が自然に出てこない場合は、皮膚科等に相談する事をおすすめします。
皮膚科に通うのは面倒だと言う場合は、自分でピンセット等でゆっくり引き抜くようにしてください。
ただし、そのままの状態で引き抜くと肌に傷が付いてしまい新たな埋没毛の原因にもなり兼ねませんので、以下の手順を踏んでから処理するようにしてください。
- 肌を蒸らす(入浴後がベスト)
- 使用するピンセットを消毒しておく
- 皮膚を少しだけ破り途中で切れないように埋没毛をゆっくり引き抜く
- 消毒する
- 刺激の少ない保湿ケアローション等で保湿する
以上のような流れで処理するようにしてください。
処理後は毎日欠かさず保湿ケアしてあげてください。
埋没毛を作らない為に
埋没毛を作らない為にはムダ毛の自己処理をやめるのが一番です。
つまり、エステサロンや医療クリニックで脱毛をすると言う事です。
気になる部分だけなのか全身脱毛をするのかは自由ですが、気になる箇所が複数あるのでしたら初めから全身脱毛を選択した方が賢いでしょう。
また、脱毛はできてしまった埋没毛にも効果があるので、埋没毛でお悩みの方は皮膚科等に相談するのも良いのですが、将来脱毛をはじめる予定があるのでしたら脱毛サロンやクリニックで相談すると良いでしょう。
特にクリニックの場合は、医療機関で専門の医師が居ますので適切な処置をしてくれるので安心です。
いずれにしても埋没毛の悩みから解放されるためには、ムダ毛の自己処理をやめるのが一番と言う事です。